生物多様性

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天候:曇り
気温:15〜20℃
行動:6:40〜16:05

昨夜はテント泊。湿度が高く、寝袋に少し結露。
朝はパンとチーズ、コーヒーで済ませた。

橋を渡った先の踏み跡は相変わらずはっきり続いている。
妻の判断と歩幅を想像しながら進む。
方向に迷いがないのが救いだ。

午後、鹿の群れに遭遇。
こちらを警戒する様子もなく、
距離数メートルの位置でじっと立ち止まっていた。
あれほど近づいて逃げないのは珍しい。
声も出さず、ただこちらを見ていた。
野生動物の動きとは少し違う印象だが、
疲れているせいかもしれない。

鹿の群れが去った後、
少し遅れて、別の生き物が斜面を横切った。

熊だ。
ここまで来れば、いて当然と言える。

熊の怖さは、これまで嫌というほど味わってきた。
ただ昨日はパンダにも出会ったのだから、
今さら驚く理由もない。

距離もあるし、
向こうもこちらに興味はなさそうだ。

そのまま歩き続けることにした。



熊画像1


熊画像2


熊画像3

水は湧き水をろ過して1L補給。
食料は残り半分強。
まだ焦る段階ではないが、節制は必要。

今夜は尾根下で幕営。
少し風が出てきたので、テントを固定し直した。
明日は標高を上げていく予定。
妻もきっと同じ方向へ進んでいるはずだ。

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